例えば、あの人をずっと好きでいられるのだろうかという問い。
例えば、あの人をずっと好きでいられるのだろうかという問い。
答えの出ない問題に絡まる夜、ひとり静かに少しずつ解いてみる。どんな問題であってもそれを理解するための作法というものは在って、必要なのはそこへかけられる時間だったり。
誰かを好きであるとはどういうことか。そもそも何故、好きな人とそうでない人、はたまた何故好きなときとそうでないときというのがあるのか。
結局のところ、人を好きである状態とは、その人と居るときの自分が好きであるのかもしれない。
それならば、なるだけその人を好きな状態を保ちたい。多面体である人間の、なかでも好きな一面を大事にとっておきたい。守りたい。
それには0.02mmの薄い膜が必要。0.02mmで守る、ココロとカラダと、私はあの人が好きてあるというこの瞬間。
0.02mmはつなぐのです。
ロマンチックシモネタ。